リクルートエージェントの面談の流れは?対面、電話、オンラインそれぞれ解説

リクルートエージェント登録後におこなわれるキャリアアドバイザーとの面談。

リクルートエージェントの面談方法には対面面談をはじめ、電話、オンラインと3つの面談方法が用意されています。面談時間はどの方法も1時間程度ですが、それぞれの方法に合わせた準備が大切です。

面談時の準備や時間管理に気を付け、自分の経歴、希望などの伝え方に重点を置きましょう。

また、アプリを利用して転職活動を円滑に進めることもできます。

この記事では面談予約の流れから注意点までリクルートエージェントの面談について解説しています。

そもそも面談するには?

面談を行うには、まずはリクルートエージェントに登録しなくてはなりません。

登録後、数日以内(1~7日程度)に面談日程についてメールまたは電話で連絡が届きます。

面談の希望日時と、面談を対面、電話、オンラインのいずれかの方法で行いたいかを伝えます。

面談を断られる場合もある?

「登録を断られた」という情報をみかけることがありますが、登録自体を断られることはありません。
「会員登録後、紹介できる求人がないという返信をもらった(断られた)」ということになります。

求人紹介は時期によっても忙しくなったり、需要と供給が合わなかったり、求職者が希望する求人と年齢、希望地域、スキルなどが合わなかった場合は求人の紹介を断られてしまうことがあります。

また、登録時の転職希望時期に「1年以内」「今のところ未定」と選択された方は、当然ながらすぐに転職を希望している人に比べて優先順位は低くなります。

どの面談方法がいいの?

対面、電話、オンラインとそれぞれにメリット・デメリットがあります。

自分の分析をしてもらいたい場合は対面面談、遠方や人見知りの方にはオンライン面談か電話面談がおすすめです。

対面面談

対面での面談は、実際に自分のことをキャリアアドバイザーに見てもらうことが大きなメリットになります。

自分では気づかないような態度や喋り方、伝え方、表情、身だしなみなどを指摘してもらうことができるからです。

リクルートエージェントの対面面談は、本社や支社のブースで行われるため、周囲の雑音や他の事に気を取られることがありません。日本全国に拠点があり、土日祝日や平日夜も対応してもらえる場合があるため、働きながらの転職活動にも便利です。

電話やオンラインと違い、回線が途切れたり音声が聞こえにくくなることもないですし、目の前で相手と対話することで信頼関係は他の方法より築きやすいと言えます。

当然、対面ですから余程でない限り天候に関わらず現地へ出向く必要があります。

電話面談

電話面談は、服装や化粧などの準備、交通や移動の手間を省くけることがメリットになります。
逆に対面でのメリットを受けられないことがデメリットとも言えます。

オンライン面談

オンライン面談

リクルートエージェントのオンライン面談はZOOMを使っておこなわれます。面談当日に、メールで面談用のURLが送られてくるので、ZOOMにログインし面談に参加します。

電話面談に比べて視覚的な情報が増える分、印象についての意見をもらうこともできますし、交通や移動の手間も省けます。

ただ、回線や音声の不具合がでる場合もあるため、面談の30分前にはWifiなど通信環境の確認とカメラ・音声のテストをしておきましょう。

自分の都合に合った方法でOK

エージェントに「転職したい」という本気度の伝わり方としては「対面 > オンライン > 電話」ということになりますが、自分の都合に合った方法で面談を希望しましょう。

複数のエージェントに登録する人であれば、このエージェントは対面、ここはオンラインで、など分けて面談するのもいいと思います。

面談前の準備

面談をスムーズに進めるため、事前に履歴書や職務経歴書などの下地を準備しておきましょう。相談しながら埋められるので、完璧じゃなくても大丈夫です。

履歴書や職務経歴書を準備する

面談では、業界、職種に精通したキャリアアドバイザーがこれまでのあなたのキャリアの棚卸しを行い、自分の強み・弱みも分析してもらえます。その上で希望条件を確認し、求人の紹介やキャリアプランの提案を行ってくれます。

そのため、事前に履歴書や職務経歴書をキャリアアドバイザーに見てもらうことが望ましいです。

リクルートエージェントでは、登録すると利用できるツール「Personal Desktop」を通じて、履歴書や職務経歴書をテンプレートから簡単で早く作成することができます。一から書くより簡単ですし、証明う写真もツールで登録可能です。「Personal Desktop」はスマホアプリもあります。

応募する業界、企業に応じた履歴書・職務経歴書の添削もしてもらえますし、分からない部分や空欄ができても大丈夫ですので、埋められるところはあらかじめ入力しておきましょう。

希望や条件、理由を明確にしておく

面談時も面接時もそうですが、必ず聞かれるようなことはしっかり答えられるようにしておくと評価が高くなります。

具体的には退職の理由、希望する業界や職業、給与や福利厚生などの条件、なぜそれを希望しているのか?などです。

「そういう目的や考えがあるから転職したいんですね」というわかりやすい指標になりますし、キャリアアドバイザーも紹介する求人を絞りやすくなります。

最悪なのが「なんとなく今の会社が嫌なので、希望はないけどどこかに転職できれば…」というような内容です。

完璧である必要はまったくないので、なぜ辞めたかったのか?なぜこの条件を希望するのか?などを紙に書き出してある程度整理しておきましょう。

面談時の服装はスーツかオフィスカジュアル

面談時の服装は私服で問題ありませんが、スーツまたはジャケットにパンツのオフィスカジュアルが好ましいです。「企業の面談に進んでも良い印象を与えられそうにないな…」と思われないよう、清潔感を心がけましょう。

面談当日の流れ

当日の持ち物、準備など

対面面談、電話面談・オンライン面談では持ち物、確認など準備をしておきましょう。

対面面談の場合は持ち物

  • 筆記用具
  • 履歴書と職務経歴書のコピー
  • クリアファイルなど書類を入れるファイル

履歴書と職務経歴書のコピー(紙)は、面談時に担当アドバイザーとの添削確認用メモとして使うことができます(あくまで面談用のものですから写真は必要ありません)。「Personal Desktop」で登録したものをダウンロードできます。

クリアファイルなどに入れておけば折り曲がることもないですし、面談時にもらう資料を綺麗なまま持ち帰ることもできます。雑多にカバンに入れるより印象も良くなりますね。

電話面談・オンライン面談の場合は準備・確認

  • Wifiや通信電波に問題はないか?
  • カメラや音声に問題はないか?
  • ZOOMは事前にアップデートしておく

面談直前にパソコンやアプリを立ち上げたらアップデートが始まってしまった…なんてことになってしまうと大変です。事前にアップデートやカメラ、音声の設定などは確認しておきましょう。

時間に余裕を持って遅刻をふせぐ

当然ですが遅刻は厳禁です。対面面談の場合はしっかり場所を確認し、交通機関の遅延も考えたうえで、目安として5〜10分前には到着しておくことが望ましいです。

オンライン・電話面談でも、時間に余裕を持って行動しましょう。

希望や条件を明確に

面談時に聞かれる「転職理由」や「希望条件」について、事前に明確にしておくことが重要です。条件の優先順位と取捨選択の基準を明確にしておくことで、求人紹介時にもスムーズに対応できます。

嘘の経歴や理由はやめる

キャリアアドバイザーには「なぜ転職したいのか」素直な理由を話しましょう。ここで嘘の経歴や理由をついてしまうと、目先の転職がうまくいっても後々つじつまが合わなくなったりして、問題になってしまう場合があります。

経験を積んだアドバイザーだと些細な嘘の理由は見透かされます。その場では指摘されなくとも、マイナスな印象を与えてしまうため止めておきましょう。

面談でのコミュニケーション

リクルートエージェントは業界最大手であり、日々多くの転職希望者に対応しています。面談を通してキャリアアドバイザーに転職への意気込みと誠意を伝え、自分の転職支援を優先してもらえるように努めましょう。

転職する気が少ないと思われるとエージェント側の利益にはならないため、連絡や求人の紹介が少なくなることがあります。

アプリを利用する

リクルートエージェントはスマートフォン向けのアプリも提供しており、インストールしておくと便利です。

アプリを利用することで、Personal Desktop(マイページ)も確認でき、転職活動をスムーズに進めることができます。

※ アプリの利用にはID、パスワードが必要です。リクルートエージェントに登録済みの方が利用できます。

リクルートエージェントの面談まとめ

あらためて面談について確認しておきましょう。

所要時間:1時間程度
服装:スーツかオフィスカジュアル
事前に準備するとよいもの

  • 履歴書
  • 職務経歴書
  • 希望や条件とその理由を明確に

当日持っていくとよいもの(対面面談)

  • 筆記用具
  • 履歴書と職務経歴書のコピー(印刷)
  • クリアファイルなど書類を入れるファイル

しっかり準備をして面談に望めば、キャリアアドバイザーも心強い味方になってくれます。

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